事業仕分けとポートフォリオ
いよいよ参院選。個人的にはまだW杯で盛り上がってますが、メディアはそろそろ参院選に関する報道が増えてきました。
今回の争点は、【ねじれを起こさせるか、起こさせないか?】。これは、選挙権を持つ僕たちが、これからの立法府のあり方をどう見守るかを決める選挙。民主党に突っ走らせるのか?監視の目を厳しくするのか。そういった思いで投票をしたい。あと、僕たち世代の投票率が高くなることを心から望む。
さて、民主党が与党になって、”唯一” 評価の高かった事業仕分け。
『無駄を省く』という観点から国民受けが良かった。しかし、前にも書いたが、事業を決定する為のプロセス自体が間違っている。だから、政権交代後の1回目は仕方ないが、次回からは、事業仕分けをするのではなく、事業の決定方法を変更すべきである。
普通、一般企業で実行すべき事業(プロジェクト)を決定するのは
【限られた予算内で、最大限の効果を出す事業を取捨選択する】
が正しい手順。事業仕分けの場合、この”限られた予算”がいくらだったのかが明確でないことがおかしい。
ここでなぜと思ったのが、全事業を可視化し、国民に分かるように評価しなかったのか。提案したいのが、ポートフォリオマネージメントの導入である。
すご〜く簡単にポートフォリオマネージメントを説明すると、複数のプロジェクト(事業)を同一パラメータ(指標)の値を元に、平等な視点で各プロジェクトを評価する手法である。
企業がポートフォリオマネージメントで使う指標とは異なる必要があると思うので、”事業の必要性”や”採算性”等を軸に評価すると良い。リスクや効果等も定義しておけば、事業の重複等は一発で確認できる。
ちょっと宣伝になるが、プロジェクト管理・ポートフォリオ管理ツールの導入コンサルを行っている立場からすると、事業仕分け(プロジェクト仕分け)のシビアさは民間企業の方が進んでいると感じる。
ポートフォリオ管理の神髄は、
【何をやるかではなく、最大限の効果を上げる為の撤退(停止)を正しく、素早く判断すること】
なのである。つまり、とてもシビアな決断を、平等に行うしくみだ。
事業仕分けも、同じようにとてもシビアな決断をしようと始めたこと。それ自体はとても良いこと。しかし失敗だったのは、『全部でいくらにする』という目標ではなく、『いくら削減する』という目標になった為に、中途半端な決定になってしまったこと。
予算を決め、事業(プロジェクト)を取捨選択する仕組みとして、プロジェクト・ポートフォリオマネージメントの活用を、是非お勧めしたい。
もしツールが必要なら、僕のお勧めツールは、ズバリこのツール!(宣伝です)
SaaS型プロジェクト・ポートフォリオ管理ツール ”@task”
HP : http://www.attask.co.jp
なにはともあれ、選挙に行こう!!

