オンリーワンは創意である
久々に本の紹介です。
昨今、景気の悪い話ばかりで気がめいっていたので、不況をいかに乗り切れるのかを知りたいと思い、現シャープ会長の町田氏について書いた本を探してみました。
そしたら、本人が書いた本があったので、即買い。
読んだらちょっと元気が出てきたので、不況に喘ぐ製造メーカーにお勤めの皆様にはとってもお勧め。
というより、政治家が読め!!って感じです。
抜粋すると・・・
町田氏が社長になったのが1998年。時代は、バブルが崩壊し深刻な金融危機の状況。銀行は相次いで国有化され、消費は落ち込み、企業の設備投資も抑制された時代。
こんな時期に社長へ就任し、シャープのもつ企業風土の元に、将来のシャープのあり方を明確に打ち出し、率先して実行し、結果を出すまでの苦労や思い、考えをまとめた本です。
1998年に、『国内で販売するテレビを2005年までにブラウン管から液晶に置き換える』と発表。様々な苦労話が乗っているが、全てを乗り切った結果、AQUOSは世界ブランドとなり、亀山工場は世界品質の代名詞にも、またブランドにもなった。
シャープの方向性を示す為の、『選択と集中』を内外に示し、一環とした『オンリーワン戦略』をとり、自社の、日本の製造技術を信じ、ぶれる事無く邁進した結果という。
今に置き換えると...
今の日本の政治家たち、特にリーダーは、この経済危機の状況のなか、何に選択と集中するのだろうか。すでに金融という消費を伴わないマーケットは世界的に終焉を迎えたと言っても良い。ドバイが良い例だろう。製造業を日本回帰させるのか?北欧では介護を厚くする政策で内需を起こさせた。ドイツは環境。道路も大事だが、道路で世界と戦えるのか?軍事力を持たない日本が、世界と対等に外交が出来てきたのは、経済大国だったからだ。経済大国の地位が危うい今、軍事大国を目指すのか?
日本の良き文化、四季のある環境、情のある応対、世界の中の『オンリーワン』を目指さなければ行けないとき、政治の世界でも、強い【イノベーション】が求められている気がする。
日本を世界に誇れるオンリーワンの国に向けたベクトルを示してくれる
町田会長のようなリーダーが出てきてくれないだろうか...
と考えさせられた一冊です。
最後に、本当に偶然で、本当にうれしかったのが、112ページに、僕の田舎の名前が出てきていた。
町田会長が、昔おじいさまと何度か行ったらしい。
是非、町田会長も行かれたという、『西の日光 耕三寺』のある尾道市瀬戸田町へ遊びにいってみてください。夏の海は、最高ですよ!

