小さな地方自治?

 
先日のナビスコカップ決勝は素晴らしい試合でした。
正直、最近見たJの試合では最も素晴らしかったと思います。それだけに残念でした。
 
皆さんの努力とサポーターだけでなく、スポンサー、TV局、フロント等、いろんな方々がいて成り立っているプロスポーツです。活かされていることを意識して、猛省し、リーグ全体として再発を防いで欲しいと思います。
 
 
 
さて、先日エントリーしたタウンミーティング。申し込もうと思ってHPを見てると、『まちづくりで関心のあるテーマ』とやらを書かないといけないらしい...
 
ちょっとだけ考えて、ふと気付いた!
 
『そもそも市長はどんな街にしたいのですか?』
 
そこで、熊谷市長にブログがあるというのでそれを見てみると、タウンミーティングについて書かれていた。
 
う〜ん、なんかしっくりこないというか、ひどい。僕がひどいと思った部分を、ブログから抜粋すると
 
・私からは千葉市の基本データ(人口推移・財政・収支構造・特徴など)をお伝えした上で自由に意見交換を予定しています
・「市民が街を支え、足りない部分を行政が支える」という発想に切り替えなければなりません
・「市民が責任をもって支える街」ということの裏返し
・市民はどういう役割を担う必要があるか、どのような基盤が必要か、どのような制度が必要か
 
う〜ん、市長は、小さな政府(地方行政)を目指していると言いたいのでしょうか?
 
半年前くらいに読んだ本で、『この街は、なぜ元気なのか?』という本があります。これは、財政破綻寸前の北海道、伊達市が、官民、市民が一体になって自立行政に取り組み、見事な復活を遂げたお話です。国に頼らず自立する = 小さな行政を成し遂げた例だと思います。
 
本書をよみ、成功の最大の理由は割り切りだったと思います。経済を捨て、生活を取り、そのためにすべてを決定、行動して行く。その方針を行政がしっかり打ち出しリーダーシップを取り、市民が納得し協力する。官民それぞれが、それだけの割り切りを持って行動出来たことが、最大の成功要因だと思います。
背景として、人口4万人弱の過疎化の進む街で、市民に危機感が大きく、団結しやすいサイズだったのも良かったと思います。
 
では、政令指定都市で人口も100万人、大都会のベットタウン化した千葉市で、こういった取り組みが出来るのでしょうか?都会や地方からの転入者が多く、地元に対する愛着が薄い市民を一致団結させることが出来るでしょうか?
 
僕は否だと思っています。
 
ただ、本当に熊谷市長がどう思っているのか、20年後の千葉市をどんな街にしたいと思っているのか、とても興味が湧いてきました。
 
さてと、またいちから考えないと...
 
まちづくりで関心のあるテーマか...教育と安心。
  
これだと抽象すぎか・・・