親の年収で成績格差ー環境格差だろう!

いや〜、昨日書いた農業支援。頼むからぶれないでやり遂げて欲しいって書いたら、速攻ぶれましたね。選挙に勝つ為に票が欲しいんだろうけど、ここまでやったんだから、勇気を持って、自信をもって地べたから票を集めて欲しかった...。とっても残念。
 
さて、今日の新聞に、
『全国学力テスト分析、親の収入高いほど高学力』
って記事が出てました。
 
これ、皆さんはどういう感想を持つでしょうか?
 
僕は、結果的に年収で差が出ているだけで、本当は、環境格差 だと思っている。
 
あえて年収の観点から見たとしても、高収入だからではなく、どれだけ教育費を出せるか が大きな要因だと思う。当然高収入の方が、たくさんの教育費を出す事が出来るだろうから。ただ、都会(都心)部に世帯を持つ人たちは、全国平均で見ても収入が多い。さらに、進学のため私学を目指し、幼少の頃から受験等をする子供たちも都会には多い。二つの別の要素が一致した結果ともとらえられる。
 
この調査をされた、お茶の水女子大の耳塚寛明教授の分析では、低所得でも親の心がけ次第で学力向上につながると言っている。
『親が心がけていることについて調べたところ、高学力層の子供の親は、「小さい頃から絵本の読み聞かせをした」「博物館や美術館に連れて行く」「ニュースや新聞記事について子供と話す」といった回答が多かった。このうち、「本の読み聞かせ」や「ニュースを話題にする」は、親の所得に関係なく学力向上に一定の効果がみられたという。』
 
 
やはり、 環境格差じゃないか と言いたくなる。
 
僕は、幼少時代は瀬戸内海の田舎で過ごした。とても自然がきれいで、とても素敵な場所だ。子供の頃も不満はなかった。が、高校で引っ越したとき、実は知らなかっただけだったと気づいた。
 
田舎では、美術館や博物館に行こうと思うと、家族旅行だ。都心部では、お金がない若いカップルのデートスポットになる位、気楽に行ける。
本も、図書館も小規模だし、本屋がない場所だってある。本屋、図書館にある書籍量は、桁違いに違う。
ニュースや新聞というが、地方はテレビ、新聞とも全国的なニュースがなかなか届かない。記事、番組に割り当てられている時間が圧倒的に少ない。
 
今はインターネットの普及で情報格差というのは、昔に比べ改善されてきていると思うが、肌で感じる『感覚』は全く違う。
 
学力だけでなく、スポーツでも芸術でも同じ事が言える。生で一流選手や一流アーティストの活躍を見て感じる事が出来る環境は素晴らしい教育の場だと思う。
 
 
『見る、感じる、知るという事をたくさんすると学力を高める事ができる』というのは、子供自身が 『目標や目的を見つけるチャンスを増やすこと』 が出来るってことだと思う。
 
 
Jリーグは、地域密着をモットーに全国に広まっている。すると、今まで高校サッカー強豪県が限られていたのが、全国に実力が分散された。近くで一流選手の活躍に、直に接する事ができるからで、目標を幼少時代から具体化できるからだと思う。北海道日本ハムや楽天が北へ行くと、甲子園でも、東北、北海道が活躍し始めた。九州、沖縄で野球が強いのも、ソフトバンクの活躍や、沖縄各地でプロ選手がキャンプを張るからだと思う。
 
さらに、上記の例では、環境格差を縮めた事で経済効果も上がっている。優秀な大企業が進出している地域でも、雇用、学力とも安定して確保できている。環境格差を縮め、地域の特徴を伸ばし、子供達に夢と希望を与える事が出来れば、国全体の経済環境を整え、安定させる為にも、とても有効な目的になると思う。
 
ただ、その為の政策が、各党がいう 道州制でいいのか?  都道府県の方が、より地域密着で本当の課題や要望を実現しやすいのではないのか?
環境格差を縮めるには、地方政治と住民の危機意識がとても重要だ。
 
環境格差を縮める為に本当にいい仕組みはなんだろうか?
分からないけど、なんとかしたいよね。